Mackerel Meetup #8 Tokyo #mackerelio
Mackerel Meetup #8 Tokyoに参加してきました!
会場はfreeeさんのオフィスでした。オシャレでした。以下のような内容でした。
- 新機能「メタデータ」がもたらす次世代のインフラマネジメントについて
- Mackerelによる自動化と一元管理
- Zabbix から Mackerel へ、そして Mackerel で実現したコストダウン
- 懇親会&LT大会
感想など。
新機能「メタデータ」がもたらす次世代のインフラマネジメントについて
序盤はMackerelの紹介。リリース予定の機能が相変わらずたくさんあって面白い。
- twilioと近日連携予定
- 外形監視で任意のヘッダを付けられる機能が近日リリース予定
- オーガニゼーション毎に管理画面とapiアクセスに対するIPアドレス制限を付けられる機能が近日リリース予定
新機能「メタデータ」の紹介。
- 任意のキーバリュー値をjsonデータとしてマカレルに登録できる
- ホストへのメタデータを登録は既にapiでサポートしている
- インストールパッケージ登録したりプロダクション環境のみを抽出したりいろいろ使いみちがありそう
- 一緒に行ったメンバーが発表を聞いてchefのohaiを連想したと言っていてわかりやすい例えだと思った
Mackerelは今後大きな進化をする予定らしく、機械学習やその他ワクワクするアップデートがあるらしい!楽しみ!
Mackerelによる自動化と一元管理
なぜMackerelを使いたかったか、導入してどうだったかのお話。
- スケール自動化とかアラート発生&アクションを自動化したかった
- 今までの監視は管理がめんどうで大変だった
- 監視とグラフ描画の機構が分散していた
- Mackerelで監視設定の自動化と、アラートをトリガーとしてサーバ追加やプロセス再起動などいろいろやる
みたいな話。Mackerelのawsインテグレーションで不足している部分は、Lambdaを使ってCloudWatchのメトリクスをMackerelに投げているらしい。
とにかく何でもMackerelに投げている感じだった。「数値なら何でもMackerelに投げられる」。
re:dashの数値もMackerelに送ってアラート出してるらしい。re:dashはダッシュボード作成機能はあるけどアラートは飛ばしてくれないからとのこと。そこは監視とグラフ分散するんだと思った。でもre:dashで描画したいこととMackerelで描画したいことは別だからしょうがないのかな。
あと本筋と関係ないけどSansanはインフラエンジニアは各部署にいて、インフラチームはないらしい。なるほど。あと仲良いらしい!
神山ラボごいすー!
Zabbix から Mackerel へ、そして Mackerel で実現したコストダウン
Mackerel移行パターンとしてよく耳にするZabbixからMackerelへの移行のお話。
数百大規模なら3ヶ月位でマカレルに移行できるとのこと。まじか。
Zabbixからの移行理由はこれもよく耳にする話だった。Zabbix触ったこと無いんだけど、辛そう;;
- 運用コストが高い、
- サーバが増えると、mysqlのチューニングやIOのチューニング(画像生成で...)とかいろいろ大変
- クラウドの監視に向いていない(freeeはawsを使っている)
- オートスケールを導入して、「全体の傾向」を見たくなったがZabbixだときつかった
- あとvpc毎にZabbixサーバ建てないといけないのでそれも大変
- uiが使いにくくて、一部の開発者しか利用されていなかった
uiが使いにくい、設定やりにくいみたいな話はZabbixに限らずnagiosとかもそうですね...。
Mackerelに移行してロールのグラフで全体の傾向が把握できるようになり、この機能が一番使いたかったとのこと。
あと小ワザでawsのコストをスラックに通知したりしていた。良さそう。
Mackerelの改善してほしい点としては
- グラフの描画が遅い
- awsインテグレーションの充実
とのこと。
確かにグラフ描画はグラフ増えると結構遅くなりますよね...。
懇親会&LT大会
ピザ&すし食べながらLT見てじゃんけん大会して和やかに解散!
かんそう
- 新機能の追加っぷりが相変わらずすごい
- 機械学習とかどんな感じで使ってくんだろう!
- メタデータ機能活用していきたい!(色々できそうな印象は持ったけどまだ具体的なアイデアは持っていない)
- とりあえずapi叩いてみてそれから考える
- 事例はだいぶ固まってきた印象
- Mackerel基点に色々作り込むの、楽しそう!