re:dash on heroku

re:dash on heroku

※ Re:dashのバージョン0.12.0向けの記事です(古い…)。

Re:dashの1系からは公式でherokuをサポートしなくなったようです。


bigqueryにサーバのログを送っています。

せっかくなので、ビジネス・インテリジェンスツールの一つであるre:dashを使って可視化環境を構築してみます。

herokuでre:dashを動かしてパスワードログイン出来るところまでやってみます。基本的にドキュメントに沿ってやってます。

まずはre:dashのダウンロードから。

  • git cloneで取ってくるとうまくgit push heroku masterできないかも...(謎)。だめだったらreleasesからダウンロードして使う
git clone https://github.com/getredash/redash.git
cd redash

herokuアプリを作成する。

heroku apps:create redash-ponpokopon-me

re:dashの動作に必要なpythonとnodejs実行環境を用意する。

heroku buildpacks:set heroku/python
heroku buildpacks:add --index 1 heroku/nodejs

postgresqlとredisアドオンを追加する(hobby-devは無料)。

heroku addons:create heroku-postgresql:hobby-dev
heroku addons:create heroku-redis:hobby-dev

環境変数を設定する。

  • cookieのシークレットキーを設定
  • 静的ページ(ログインページとか)のpathを設定
    • これがないとTemplateNotFound: login.htmlエラーがでた
heroku config:set REDASH_COOKIE_SECRET="$(pwgen 32 -1)"
heroku config:set REDASH_STATIC_ASSETS_PATH="../rd_ui/dist/"

herokuにre:dashをデプロイする。

git push heroku master

テーブルの作成と初期ログイン用のユーザを作成する。

  • パスワード聞かれたら強いパスワード入れること
    • アクセス制限とか無いので、admin:adminとかにしちゃうと乗っ取られる可能性も微レ存
heroku run ./manage.py database create_tables 
heroku run ./manage.py users create --admin "Admin" admin

アプリ起動!!とりあえずワーカー数は1つで指定している。

heroku ps:scale worker=1

ここでhttps://redash-ponpokopon-me.herokuapp.comにアクセス。

やったー!

DNS設定

さて、せっかくなら自分のドメインで動かしたいですね。

まず自分のdnsにCNAMEレコードを設定する。

redash IN CNAME redash-ponpokopon-me.herokuapp.com

herokuアプリにドメイン情報を追加する。

heroku domains:add redash.ponpokopon.me

ブラボー!

http://redash.ponpokopon.me

まとめ

heroku便利!...と思いきやREDASH_STATIC_ASSETS_PATH 環境変数が必要なことに気づかずハマってました。

色々可視化試していくぞ!!そのためにはbigquery力を鍛えねば!

とりあえずステータスコードの割合を出してみました。何の役に立つんだって感じですが楽しいですね。404が7.6%って思ったより多いんですが何なんでしょうね!

  • 発行したクエリは以下
SELECT status_code, COUNT(status_code) FROM <データセット>.<テーブル> GROUP BY status_code;

参考