荒川で蜂に襲われた話
この記事は川アドベントカレンダー15日目の記事です!
私は小学生くらいから荒川へ釣りに行くようになり、よく通っていました。
荒川は川幅日本一を誇る場所(鴻巣らへん)がありますが、川幅と行ってもほぼ河川敷で水は無く、なんとなくずるい感じです。
今回は荒川で蜂に襲われた思い出を話します。
中学生くらいのころ、1人で荒川に釣りに行った時のことでした。季節は夏でした。私のよく行く荒川の岸は写真のように消波ブロックと樹木に覆われた場所が多く、足場が悪いです。
その日もそんな場所で釣りをしていたのですが、運悪く、根掛かり(水中の障害物にルアーや仕掛けが引っかかってしまうこと)してしまいました。
お気に入りのルアーだったので何とか回収したい思いでした。そんなとき、アイツの音がすぐ近くから聞こえるではありませんか!そう、昆虫でも最強種に数えられるスズメバチです!
私は蜂が大変苦手なのですぐにでも逃げたかったのですが、足場が悪い上に根掛かりしていて逃げられません!スズメバチは明らかに私を認識しており、威嚇するように周りを飛んでいます。
私は半分パニックになり川に飛び込んで逃げることも考えましたが、スズメバチが視界から消えた隙に(音は聞こえていた)竿を置いてダッシュで(足場が悪いのでダッシュはできませんでしたがそういう心がけで)逃げました。
安全と思われる場所まで避難してから、10分ほど待機し、恐る恐る戻りました。竿を置いてきてしまったからです。
運良く奴はいなかったので冷静に根掛かりを外し、脱出しました。
未だに夏になると思い出します…。
あのスズメバチさん元気かな…。