DigitalOcean has released Load Balancers
昨日、DigitalOceanからマネージドロードバランサの提供が始まりました!
ロードバランサの提供はロードマップでも発表されていましたね。思ったより早かった。
今まではロードバランサは自前で用意し、ロードバランサの冗長化をFloating IPsを使って行う、というような紹介に留まっていました。
マネージドなロードバランサを使用することでだいぶ楽になりそうですね。
特徴
記事のままですが、以下のような特徴があります。
- TCP、HTTP、HTTPSを負荷分散してくれる
- リージョンをまたぐことは出来ない
- HTTPSを使う場合はロードバランサまでか、そのバックエンドまでSSLするか選べる
- バランサのアルゴリズムを選択できる
- ヘルスチェックを設定したり出来る
- ロードバランサのメトリックを取れる
- API対応
ロードバランサの配下におくドロップレットは、ドロップレット名かドロップレットのタグで指定できます。タグで指定することによって、ドロップレットを立ち上げた際に自動でロードバランサ配下に置くことができます。便利。
設定画面はこんな感じ。
セキュリティ
セキュリティ的なアピールポイント。
- ロードバランサを介しても、グレードA(SSLのバージョンなどをチェックするサイトの品質指針)のサービス品質に対し影響を与えない
- ドロップレット単体ではグレードAだけどロードバランサを介したらグレード下がっちゃうみたいなことは無いよ、ってことだと思われる
- アップロードされたSSL証明書は暗号化され、独立した安全なストレージに保管される
- ロードバランサのログはどこにも保存されない(メトリックデータは別)
- ロードバランサのプロビジョニングと運用は完全に自動化されており、人の手を介さない
- ロードバランサのハードウェアは誰も触らないから安心だよってことかな?
近日追加される機能
よくわからない機能もありますがこんな感じだそうです。
- RubyやGoのライブラリ、doctlコマンドの対応
- Let's Encryptとの統合
- 神
- 近日実装されるモニタリング機能とロードバランサのメトリックの対応
- ドロップレットが切り離されたらアラート出すとかかな
- DigitalOcean DNSとの統合
- ローリングデプロイ管理の改善
- これよくわからない 何のことだろう
- 近いデータセンタをまたいだ動作
- リージョンでなく...? 何のことだろう
- IPv6対応
値段
気になる値段ですが...。
$20/month。個人で使うにはちょっとお高い。
感想
実際使ってないのでよくわかってないんですが、ロードバランサのIPアドレスってどうなるのかな。恐らく新規に割り当てられるんだよね...。
既存のFloating IPs使えるのかな...。ロードバランサ立ち上げ画面にはそのような設定は見当たらなかった。
もしロードバランサを後から導入したい場合は、
- 新規ロードバランサ立ち上げ
- ロードバランサにドロップレットを登録
- DNSでAレコードの向き先をドロップレットからロードバランサのIPアドレスに変更
かな?
最後に私のDigitalOcean招待コードを張っておきます!!