ダイレクトリールについて
この記事は釣りアドベントカレンダー16日目の記事です!
今回は最近メインで使っているダイレクトリールについての話です。
ダイレクトリールとは
ダイレクトリールは一見丸型のベイトリールに見えますが、今のベイトリールと決定的に異なるのが、「クラッチがない」「ルアーを投げるとハンドルも逆回転する」点です。
ダイレクトリールの進化版がベイトリールといった感じでしょうか。
といっても現在もリールに極端に負荷のかかるシーンなどではダイレクトリールが現行で使われていると思うので単純に同じ軸のものでは無いと思いますが...。
「バス釣りにおいては」現在ベイトリールがダイレクトリールの進化版として使われている、がしっくりきそう。
ダイレクトリールの良さみ
3つ上げるとすると、
- 「ルアーを投げる」事自体が楽しい
- 見た目がクラシックで良い
- メンテが楽
でしょうか。
ダイレクトリールは投げるのに結構コツが入ります。というのもメカニカルブレーキやマグネットブレーキ、遠心ブレーキの類は一切ついていないので、完全にサミングのみでスプールの回転をコントロールしなければだめなのです。
上の写真を見ると、メカニカルブレーキあるじゃん!と思いますが、これはスプールの軸を固定するための機構なのでブレーキとしては使わないです。締めればブレーキとして使えそうですが、そのような作りになっていないのでリールに余計な負荷がかかると思います。
慣れると使いこなしてる感が得られて楽しくなってきます。
あと見た目が良い。これは完全に好みですが、見た目がシンプルで好きです。
私がメインで使っているダイレクトリール
上げた写真がメインで使っているダイレクトリールで、「Revolver 514DX」です。
これは現行品のダイレクトリールでバスポンドというブランドのリールです。
このRevolverシリーズが出る前は、ダイレクトリールは数十年前とかのオールド品を探して使うのが主流だったらしい...。
私もオールドのダイレクトリールはいくつか持っていますが、やはり現行品だと安心感があります。万が一壊れてしまっても、パーツが手に入るからです。昔のリールだとパーツも当然生産していないので、直すのが非常に困難そうです...。
ただ、オールド品はヤフオクなどで1万円以下で手に入るので、ちょっと使ってみたい場合はそれでもいいかもしれません。
ダイレクトリールで気をつける点
ハンドルが華奢なので、ハンドルを強く掴んで魚とやり取りをすると曲がってしまうことがあるので注意。ハンドルが華奢なのは、ルアーを投げた際ハンドルも一緒に回転するので、ハンドルが重いとそのままスプールの回転に影響を与えてしまうためです。
ドラグもないので、親指でスプールを押さえて魚とやり取りをします。
特に注意すべき点はこのくらいです。
小技
小技と言うほどではないですが、ダイレクトリールならではっぽい技。
クリッカーを使う
クラッチがないので、移動中ルアーが勝手にたれてしまいます。それを防ぐため、クリッカーというつまみをONにすることによって、ギアにツメが干渉してルアーがおちなくなります。
私はリールを買うときバスポンドの松井さん(!)から一通り説明をしていただいたので知っていましたが、通販などで買った人は知らない人もいるみたいです。
たらしの調節が楽
ルアーを投げるときの糸の垂らしのながさは私は割と調節する方なのですが、クラッチがあるベイトリールの場合はクラッチを切ったり入れたり、ドラグで糸を出したりしていました。ダイレクトリールの場合はクラッチがないのでその調節が結構楽!
普通に巻いててもスローに巻ける
デメリットにもなりますが、ギア比が低いので普通に巻いててもスローに巻けます。バズベイト系のルアーをゆっくり巻きたいときに意識しなくてもゆっくり巻けるので集中力が疲弊しない気がしますw
まとめ
ダイレクトリールについて簡単に書きました。まだまだダイレクト歴が浅いのでどんどん使い込んでいきたいと思います!
参考
神サイト。ダイレクトリール(クラシックタックル)を使うことに関してここまで情報がまとまっているサイトは他にないんじゃないかな?