最近プロフェッショナルSSL/TLSを少しずつ読んでいます。
一章と二章を読み終わったところで、二章の TLS フルハンドシェイクについて整理してみたくなったので整理します。
また、 TLS より下位レイヤーの TCP 3 ウェイハンドシェイクについても併せて整理してみます。
TLS フルハンドシェイクまでのおおまかな流れ
1. クライアントとサーバが TCP 3 ウェイハンドシェイクを行い TCP コネクションを確立する
* TCP のペイロード(送信先情報など通信に必要なヘッダを除いたパケット部分)にデータ(より上位のプロトコル等)を乗せて通信できるようになる
2. TCP コネクション上で TLS フルハンドシェイクを行い TLS コネクションを確立する
TCP 3 ウェイハンドシェイク
TCP は OSI 参照モデルで言うところのトランスポート層(第 4 層)に当たる。
3 ウェイの名前の通り、 3 方向のやり取りを行っている。
3ウェイ・