To Make Fire Without Matches
この記事はキャンプアドベントカレンダー9日目の記事です。🎪
今回はライターやマッチを使わずに火をおこす方法について書きます。
焚き火は楽しい
キャンプにおいて私が最も好きなアクティビティは、焚き火です。
枯れ草や新聞紙、着火剤から小さな火を起こして大きな火へ育てていくのも好きですし、その火を使って調理した料理は格別です。ぼんやりと火を眺めながら友達とお酒を飲むのも好きですし、焚き火で温まりながら昼寝するのも好きです。
焚き火をもっと楽しむ
そんな焚き火ですが、より楽しむ方法の一つとして、ライターやマッチを使わずに火をおこしてみるというのがあります。
以下のような方法があります。
- 木の棒をこすりつける
- 太陽光とレンズを使う
- 火打ち石と火打金を使う
- メタルマッチを使う
- etc…
当然どの方法もライターやマッチを使うよりも難しいのですが、メタルマッチ(ファイアスターターとも呼ばれる)を使う方法が比較的簡単だと思います。
メタルマッチとは、マグネシウム等の可燃性の高い金属を使った道具です。ロッド(金属棒)とストライカー(ロッドを削る金属板)から成り、ストライカーをロッドへ滑らせるように打つことで火花を発生させます。
こんな感じで、ティッシュや乾いた枯れ葉、乾いた苔などに比較的簡単に火をつけることができます。
上の動画では何度か擦っていますが、上手い人は一発で着火させることが出来ます。
私の着火道具
いつも持っていく着火道具です。
上から
- ナイフ
- ファットウッド
- 麻紐
- 折りたたみファイヤーブラスター(火吹き棒)
- メタルマッチ
です。
ファットウッドは油を多量に含んだ松の木などで、火持ちが良く簡単に着火します。これをナイフで鰹節のように薄く削り、火口(火花の受け口)にします。麻紐もナイフで20センチくらいに切ったものをほぐして綿のようにして、火口にします。
火口に火が移ったらその上に枯れ葉や枯れ草を乗せ、更にその上に小枝やナイフで裂いた木の枝を乗せ… とだんだん火を大きくしていきます。
この過程が楽しい!
不便を楽しむ
キャンプ全般に言えることですが、不便さが楽しいのです。
焚き火をするならライターと着火剤を使う方が絶対早いし楽です。焚き火よりガスコンロのほうが汚れないし片付けも圧倒的に楽です。テントよりホテルのほうが絶対快適で清潔で安全です。それなのになぜ面倒な方法を選ぶのか。
ここで ARIA より、水無灯里さんの名言を一つ紹介したいと思います。
ここ「不便」だから、全部自分の手でやれるじゃないですか。 それが何だか嬉しいんです。
そう!電気もガスも無い不便な環境なので、火おこしやらテントの設営やらを全部自分でやらないといけないのです。それが何だか嬉しいんです。
まとめ
灯里ちゃんマジ天使。