Installing wood fishing grip to blank

Installing wood fishing grip to blank

フィッシュテールグリップというグリップがあり、これに一目惚れ…。あまりにも良い。

E-No.Products という、メインはアクセサリーを制作されているショップから。代表の榎本さん自身が釣り人で元々自分用に作ったのがきっかけらしい。うーん良い。

このフィッシュテールグリップはサイズがオリジナルとナローの 2 種類あり、ナローの方がコンパクト。トップ用にダイレクトリールを使っている自分にはナローが合いそう。ダイレクトリールもコンパクトなので。

それで、このグリップは上の Instagram にあるようにハンドルとして完成品も売っているけど、グリップ単体としても売っている。私はグラスアイのハンドルを好んで使っているので、ハンドルブランクは、グラスアイのエルゴノハンドルと合わせたい。

エルゴノハンドル | バス釣り、トップウォーター【Glass Eye】ルアーやハンドル、ロッドなどの通販
ルアー&クラフト【グラスアイ】ではバス釣りのトップウォーターをメインに釣具の通販・販売しています。トップウォーター用のウッド製のオリジナルルアーからグラスロッド、グラスアイスティックからオフセットのアルミハンドルまで取扱っています。

でもエルゴノハンドルはオフセットが浅め (セミオフセット) なのでダイレクトリールを装着した際に親指が立っちゃって取り回しに問題が出ないかちょっと心配…。公式で ABU のアンバサダーとも合いますと書いてあるので恐らく大丈夫だと思うけど…。オフセットが浅めだとカルカッタコンクエストなどハイエンドのリールでも取り付けられるのが魅力なんですよねぇ。公式情報を信じるぞ!

ということでエルゴノハンドルに決定。しかしフィッシュテールグリップの付いたエルゴノハンドルは販売されていないので、個別で用意し自分で接着する必要がある。

接着の際、グリップの適合シャフトとハンドルブランクのサイズが合っているかがポイントとなるが、穴の径、長さ共にぴったし!

適合シャフト: 13mm x 90mm 以内

Fish Tail Grip 【フィッシュテールグリップ】

シャフトは13mm径×90mmです。

トップウォーター/エルゴノハンドル/シルバー/ブランク

と言うことで追加の加工無しでいけるはず。

ハンドルブランクとグリップの接着は、調べると 2 液性エポキシ接着剤で接着するのが一般的な模様。

以前自作キーボードを組んだ際、Pro micro のもげ防止に買った 2 液性エポキシ接着剤がまだいっぱいあるのでこれを使えば良さそう。大容量タイプを買って良かった!

接着する

まず改めてサイズの確認。接着剤を付けずに差してみて、問題無いかどうか。装着してみましたが意外に硬くて入っていかず大丈夫か!?となりましたがコツを掴んだら普通に挿せるようになった。下手に緩いより全然良い。

良い…✨

ちなみに、同じくグラスアイの通常の C ハンドルとのオフセットの比較は以下。

正面からだと少し分かりづらいが、横から比較するとリールシートの位置がかなり違う
サミングの位置がだいぶ高くなる
実際に握ってみると、サミングした際に親指の下に空間ができることがわかる

やはりセミオフセットだと多少リールの位置が高くなり、サミングした際に少し親指が立つ。一方でそもそもオフセットが無いハンドルもあるわけで、それで普通に使っている人もいるのであまり大した違いでは無いのかもしれないが、深いオフセットに慣れているとちょっと手が開いて握りが甘くなる感じがして、頼りない印象を受ける。とはいえ握って手首を色々返してみた感じ許容範囲内かな。違和感は無い。一日中投げた場合どう影響するかが問題ですがとりあえずはよかった。

ということで接着やっていく!

ハンドルブランクとグリップの中心を合わせる

ハンドルブランクとグリップの中心がズレたら嫌なのであらかじめ中心線を鉛筆で印をつけておいて、それに合わせて接着できるようにする。後から消せるよう黒鉛筆で印をつける。ハンドルブランク側は成形時の溶接跡?で中心線がわかるので便利w これがストレートのグリップなら点対称なので角度を気にする必要がなく、精神的に楽そう。

フィッシュテールグリップはハンドメイドなのでミリ以下単位での左右対称ではないため、あまり神経質に中心取ろうとしなくていいはず。ということで感覚でやってる。装着してハンドルブランクのネジとトリガーとフィッシュテールグリップの尻尾の中心が一直線上に並ぶように微調整してグリップに印を付けるだけ。考えるな感じろ!

この 3 点が…
一直線に並ぶように合わせる
鉛筆で印をつける

接着剤の準備

エポキシを混ぜる。必要な量とかよく分からないので多めに…。シャフトにリブ?谷間?があるので隙間を埋めるように。2 液の分量は硬化不良とか起こされて釣りをしている最中に外れてしまっては困るので、ちゃんと 1:1 になるよう計量する。

これは多過ぎた…けど足りなくなるよりマシ

ハンドルブランクのグリップとシャフトに接着剤を塗る

初めての作業なのでどんな感じで塗るのか軽く調べる。

完成品のグラスアイのハンドルを外した方の記事がありシャフトにこびりついた接着剤の写真があるので、これを目安にする。リブの隙間を埋めるように盛られてますね。グリップエンド側が多めで先頭部分は少なめな模様。接着剤が隙間から出てくるのを防ぐためかな??

グリップの握り、交換しました。 : 脱力系水面風味
グリップは、最近こればっかり使ってます。グラスアイのグリップ。ブランクはCタイプ、握りはコーデルラバータイプの組み合わせ。色はシルバーにブラウン。手に吸い付くような握り心地、、、しっくりくるサイズ感、、、絶妙な角度、、、手首の返しやすさから、バックハンドキャストも

ブライトリバーのサイトでもグリップの接着の手順が紹介されている。

参考にしつつグリップに接着剤を流し込み、シャフトにも塗り塗り…。

割り箸をヘラがわりに使って押し込み内側を満遍なく塗っていく
シャフトのリブを埋めるように塗っていく

グリップにハンドルブランクを装着

印に合わせて入れる。余って出てきた接着剤は丁寧に拭き取る。

めっちゃ溢れてきた…塗り過ぎた

思ったより接着剤が溢れてきてしまったので、もっとしっかりグリップとハンドルを養生すべきだったな。

あとはこのまま立てて置いて完全に硬化するまで 24 時間ほど待つ…。

完成!

できた!

リールを装着。あまりにも良い…。これを肴に呑めます。🍶

うつくぴ~

肝心な使い心地ですが、不安だったサミングの位置の高さは慣れれば問題ない程度でした!自分の手のサイズだとちょっとグリップのサイズが小さい気もしましたが、1 日使ってみても特に手が痛くなることもなかったので、この点も問題なし。

ハンドルブランクとグリップを接着するのは初めてで互換性や接着方法など色々不安でしたが、なんとかできました。嬉しい。今年はこれで釣るぞ!!!!🎣

中古屋とかでやっすいハンドルブランク買ってきてグリップを自作してオリジナルのハンドルを作るのも楽しそう。